契約書関連業務

企業間の取引は、「すべて」契約で成り立っています。どんなに大型の取引も、どんなに小さな取引も、すべて契約によっているのです。

契約書は、それらの契約をしっかりと書面に残して、後々の紛争を防ぐための重要なものです。もし契約書もなく取引を継続していれば、最初は問題ないかもしれませんが、企業が発展してくれば、やがて必ず大きなトラブルに遭遇します。

特に、期間が長期にわたる契約になれば、製造業であれば細かい部品や納期、違約事項、部品の保存期間等々、しっかりと契約書に残しておかなければ必ずトラブルになります。

特に、社長同士仲の良い企業同士の取引では、書面化しない場合も良くあります。しかし、あらかじめ書面で契約内容を残しておかないと、小さなことで不信感が生じ、企業間の友好関係に亀裂を生じることになりかねません。

当事務所では、中小企業勤務経験者が在籍し、中小企業における契約書作成・チェックにおける重要な点を現場の目から把握しております。契約書作成は、業界によって守るべき慣習も違うし、業界によってひな形も違います。

当事務所では、各業界ごとに最新の書式を用いるとともに、内容面ではご依頼いただいた企業の利益状況を踏まえ、ハンドメイドで作成致します。

ただ、契約は相手方の納得が必要です。契約書を作成しても、一度で双方納得ということはそれほど多くありません。そのようなことから、ご要望があれば、弁護士が当該契約の締結について、立ち会い・交渉等も行います。

契約書は、書面で契約内容を示す以上、細かい文言ひとつひとつに細心の注意を払わねばなりません。

当事務所では、近年の契約書に盛り込まれる基本的条項の確認はもちろん、秘密保持や情報管理、損害賠償、危険負担、時効、細かい金銭負担等、法律的見地のみならず、ビジネス的見地からも契約書を精査致します。

その結果、トラブルは未然に防ぐことが出来るとともに、万が一の場合にも自己の権利を堂々と主張できる契約書を残すことが出来ます。